クロコダイルで有名なブランド『東京クロコダイル』と『池田工芸』。どちらもクロコダイルを取り扱う専門店ですが、どんな違いがあるのでしょうか。比較してみたいと思います。
東京クロコダイルの特徴
東京クロコダイルは創業45年の高級財布専門ブランドです。
クロコダイル革になる前の原皮を輸入し、染色、デザイン、裁断、製造までを一元管理で行っています。

また、厳選されたクロコダイルの革は、熟練職人の手によって一つ一つ丁寧に手作りで作られているため、大量生産はできません。
これらにより、他では真似できない高品質な革を使用した財布やバッグが提供できるのです。

また、原皮の輸入から半年以上の期間をかけ完成した製品を流通マージンを極力抑え直接お客様にお届けするというシステムを取っているため、品質にとことんこだわりながらもコストパフォーマンスの良い商品の実現が可能になっています。
池田工芸の特徴
池田工芸は創業80年の老舗クロコダイル専門店です。
日本最大級のクロコダイルの自社工場を抱え、専属職人による一貫したものづくりを行っています。
「池田のクロ」と呼ばれる瑪瑙(めのう)磨きによる黒艶のクロコダイル(ポロサス)は池田工芸の代表作であり、この黒のために世界最高品種のスモールクロコダイルを扱うことを許されたクロコダイルの専門店です。

この最高級のポロサスを池田工芸独自の技術である瑪瑙磨きによって、ふっくらとした質感に仕上げています。

また、創業者の池田順一氏は日本の皮革バッグ業界の発展に尽くした業績により、1981年に黄綬褒章、1985年に勲五等双光旭日章を受賞しました。
池田工芸の作品は日本だけに留まらず、世界でもその業績は認められ、2008年にはパリのルーゥ?ルの装飾美術館にも飾られました。
池田工芸は「クロコダイル業界のパイオニア」として妥協のないものづくりを続けています。
東京クロコダイルと池田工芸の比較
東京クロコダイルと池田工芸を比較してみました。
– | 東京クロコダイル | 池田工芸 |
---|---|---|
創業年 | 1975年 | 1942年 |
財布の価格帯 | 15,000円~160,000円 | 60,000円~300,000円 |
主な素材 | ポロサス、ナイルクロコダイル、アリゲーター | ポロサス、アリゲーター |
特徴 | 高いコスパ 原皮から一貫製造 シンプルなデザイン | 「池田のクロ」のシャイニング加工 独創的なデザイン カスタマイズ可能 |
製造地 | 日本 | 日本 |
東京クロコダイル、池田工芸ともに本格的なクロコダイルです。品質も高いため、どちらのクロコダイルを持っても満足できるはずです。
■ 東京クロコダイルのおすすめポイント
東京クロコダイルのおすすめポイントは以下の2点
- コストパフォーマンスが良い
- 「7日間完全返金保証」が付いている
上の表を見ていただくと、東京クロコダイルは高品質なクロコダイルでありながらコストパフォーマンスが良いのが分かります。
例えばこちらはスモールクロコダイル(ポロサス)をセンター一枚取りをした非常に贅沢な財布ですが、税込み137,500円となっており、他社よりかなり価格が低いです。

よりリーズナブルなナイクロコダイルも豊富に取り扱っているため、お得にクロコダイルを購入したい方にはおすすめです。
また、東京クロコダイルは品質への自信から、全商品に「7日間完全返金保証」が付いています。「いかなる理由であっても」お客様が満足いかなかった場合、返品・返金ができます。

クロコダイルは高価なお買い物ですので、返金保証が付いていれば安心してお買い物ができます。
■ 池田工芸のおすすめポイント
池田工芸のおすすめポイントは以下の3点
- 最高級のクロコダイルを取り扱っている
- 高級感のある仕上がり
- 独創的なデザインのものもある
池田工芸で取り扱っているクロコダイルのほとんどは、最高級のポロサスです。「池田のクロ」と呼ばれる加工技術により、ふっくらとした高級感のある仕上がりになっています。

クロコダイルの中でも最高級のものが欲しい人におすすめです。
また、池田工芸では100万円入る財布や『王者の緑ティラノ』などといった独創的なデザインのものも販売しています。

こだわり抜かれたクロコダイルが欲しい方におすすめです。
まとめ
東京クロコダイルは徹底したコストカットにより比較的リーズナブルなのに対し、池田工芸は最高級で独創的なクロコダイル製品を多く取り扱っており、対象的な面があります。
自分の求めるクロコダイルはどちらであるかを考え、自分に合ったクロコダイルを探してみて下さい。
池田工芸の関連ページ
池田工芸についてはこちらのページでも詳しく解説しています。おそらく池田工芸の財布を実際に入手してレビューしているのは当サイトだけです。





